大阪府警察本部のまとめによると、今年上半期(1~6月)に大阪府内で発生した特殊詐欺の被害額は、およそ11億5,000万円と前年同期に比べ8,000万円余減少した。内容をみると、トラブルを解決するといった名目で現金を要求する「架空料金請求詐欺」が、およそ5億6,000万円に上り前年同期比3億円増えて、全体の半分近くを占めた、
このほか、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、10万円の給付金をめぐり、「受け取るためにはキャッシュカードを交換する必要がある」などと嘘(うそ)を言って、カードをだまし取る手口も相次いでいて、これまでにおよそ1,500万円の被害が出ている。