近畿の平成30年度貿易収支黒字額18.6%減少
大阪税関がまとめた近畿2府4県の平成30年度の貿易概況(速報)によると、貿易収支は1兆6,000億円余の黒字で4年連続の黒字となったが、原油価格の上昇で輸入額が増加したことなどから、黒字額は前年度に比べ18.6%減少した。
輸出額は中国向けの液晶関連製品や携帯電話の部品はそれぞれ減少したことなどから前年比0.1%減り、16兆9,060億円余と2年ぶりに減少した。一方、輸入額は原油やLNG(液化天然ガス)の価格が上昇したことなどから、前年度比2.3%増えて15兆2,980億円余と2年連続で増加した。