総務省は7月3日、ふるさと納税制度から除外された大阪府泉佐野市、和歌山県高野町、佐賀県みやき町について、制度への復帰を認めた。同日、関係自治体へ通知した。制度復帰の対象期間は、新制度が始まった2019年6月1日から2020年9月30日まで。
6月30日の最高裁判決で総務省が敗訴、泉佐野市を除外した総務省の決定は「違法」として取り消されたことを受けたもの。
月別アーカイブ: 2020年7月
大阪府 コロナ重症患者の治療拠点「ICUセンター」を年内に新設
コロナ関連倒産 全国で累計300件超え 6月は103件にペース加速
東京商工リサーチのまとめによると、新型コロナウイルス関連の企業の経営破綻(負債1,000万円以上)は7月1日17時時点で、全国で累計304件(倒産229件、準備中75件)となり、300件を突破した。
新型コロナによる休業自粛などの影響による破綻は2月25日に第1号が発生。以後、4月27日に100件目、6月3日に200件目を記録。6月はこれまでを上回るペースで破綻が相次ぎ、月間103件に上った。そして7月1日には新たに10件発生した結果、累計で304件となった。
業種別では飲食業が49件で最多。次いでホテル・旅館の宿泊業が39件。アパレル関連で36件が続いている。
都道府県別では和歌山県、鳥取県、高知県の3県を除く全国44都道府県で発生。東京都が73件(倒産62件、準備中11件)と突出、以下、大阪府が27件(同20件、同7件)、北海道が20件(同19件、同1件)。静岡県15件、兵庫県14件、愛知県13件と続く。10件以上発生しているのは6都道府県に上る。