「oosaka」カテゴリーアーカイブ

入国者の感染確認検査 1日2万人に拡充へ 田村厚労相

田村憲久厚生労働相は10月3日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う入国制限の緩和をめぐり、入国者の感染の有無を確認する検査能力を1日2万人まで拡充すると表明した。厚労省は羽田、成田、関西の3空港で合わせて1日1万人分の検査態勢の整備を進めてきた。田村氏は視察の後、1日1万人分の態勢は整ったとして、入国制限緩和の”実”を上げるため、今後より必要性が増す検査態勢の拡充を掲げたもの。

パナソニック 21年9月末で岡山工場を閉鎖 AV事業改革で

パナソニック(本社:大阪府門真市)は10月1日、業務用AV機器の主力工場、岡山工場を2021年9月末をめどに閉鎖すると発表した。同工場の従業員約300人は、北門真拠点ほかへの異動を基本に雇用維持を前提として、今後労使で協議していく。同工場の閉鎖は、業務用AV機器事業強化に向けた改革の一環。

JR新快速が運行50周年 営業距離3.7倍に延び利便性大きく向上

JR西日本(本社:大阪市北区)は9月30日、京都と西明石間で1970年に普通料金で「新快速」の運行を開始してから10月1日に50周年を迎えるにのに合わせ、先頭車両にヘッドマークを付けた車両を公開した。同車両は10月1日から2021年3月31日まで運行される。
JR西日本の新快速は現在、福井県敦賀から兵庫県の播州赤穂の間で運行されていて、営業距離はスタート時の3.7倍に延び、利用者の利便性および行動範囲を飛躍的に広げるのに大きく貢献した。
JR西日本は10月1日から、ホームページで利用客のドキュメンタリー映像を公開するほか、京都、大阪、三ノ宮の3つの駅でパネル展示を行ったり、ネット通販などでグッズを販売する。

井上万博相が初来阪 万博成功へさらなる規制緩和を約束

井上万博相は9月27日、就任後初めて大阪を訪れ、2025年の「大阪・関西万博」の会場予定地(夢洲)を視察した後、吉村知事、松井市長、博覧会協会の石毛事務総長らと会談した。
この中で、吉村知事は「未来社会の実験場を目指し、様々な技術など新たなチャレンジができる万博をぜひ目指していきたいが、その中で規制緩和などが必要になる。省庁横断的に取り組んでもらい、新たなチャレンジができるような万博にしていきたい」とさらなる規制緩和を求めた。
これに対し、井上万博相は「とくに法律改正が必要なものに関しては、われわれの方で対応しなければならない。地元と協力しながら、私が関係省庁の総合調整を行ったうえで、しっかりとリーダーシップを取って頑張っていきたい」と述べた。

関西の飲食1,700店が参加する「関西バル」9/25から開始

新型コロナウイルスで大きな打撃を受けた飲食店に客を呼び込もうと、関西2府4県のおよそ1,700の飲食店が参加するイベント「関西バル」が9月25日から始まった。これは事前に店頭やネットで購入した880円のクーポンカードを飲食店で提示すると割り引きなどのサービスが受けられる。カードの購入は20歳以上に限られ、イベントは11月14日まで開かれている。
それぞれの府県が定めている感染防止対策をとっていることが、飲食店側の参加条件となっている。

関空で「抗原検査」の検査室新設し水際対策の体制強化

関西空港で9月23日、唾液による「抗原検査」を行う新しい検査室が設置され、運用を始めた。委託された民間業者が、4台の機器を使って抗原検査を行う。現在1日あたり500人分にとどまっている検査能力を、今後1日1,800人分まで増やす。
日本政府は159の国と地域からの入国をこれまで拒否してきたが、ベトナムや台湾などとの間でビジネス関係者を対象に往来を再開させているほか、10月にも全世界からの入国制限措置を緩和する方向で検討を進めている。関空では新型コロナウイルスの水際対策として、今後増加が見込まれる入国者に対応する。

近畿地区の19年のテント輸入量24%増で過去最高に

大阪税関によると、近畿2府4県の2019年のテント輸入量は2,110トンと前年に比べ24%増となり、これまで最も多かった1995年を上回り、データを取り始めた1988年以降で最も多くなった。また、今年1月から7月末までの輸入量も前年同期を1.8%上回っており、引き続き増加基調にある。
テントの輸入量が増えているのは、キャンプを楽しむ様子をSNSや動画で紹介する動きが広がっていることや、1人で楽しむ「ソロキャンプ」を含め、新たにキャンプを始める人が増えていることがある。加えて、今年に入って新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、外出を控え自宅でアウトドア気分を楽しむ家庭が増えていることもある。

「くら寿司」現地子会社が台湾株式市場に上場 出店拡大へ

大手回転寿司チェーン「くら寿司」(本社:大阪府堺市)は9月17日、台湾の子会社、亞洲藏壽司股份有限公司(KURA SUSHI ASIA CO.,LTD. 所在地:台北市)が、台湾の証券取引所「タイペイ エクスチェンジ」に上場したと発表した。
初日の終値は108台湾ドル、日本円でおよそ388円で取引を終え、公開価格の2倍近くになった。同社は知名度の向上を図り、出店を拡大していく。

ふぐ料理店「づぼらや」9/15閉店 遂に100年の歴史に幕

巨大なふぐの看板で親しまれてきた大阪の老舗ふぐ料理店「づぼらや」が9月15日、新型コロナウイルス禍で閉店、100年の歴史に幕を閉じた。新世界本店と道頓堀店は4月8日から臨時休業に入り、”密”を避けなければいけない新型コロナ禍のもと、複数の人間が集って鍋をつつく、鍋料理を本筋とする同店は、営業再開できないまま閉店となった。この日、店の前には「皆様お元気で。ほな!さいなら」と書かれた垂れ幕が掲げられていた。

日銀大阪支店「持ち直しの動きみられる」景気判断引き上げ

日銀大阪支店は、関西の金融動向について「持ち直しの動きがみられる」と景気判断を引き上げた。判断の修正は今年5月以来4カ月ぶり。
引き上げの要因は、①「輸出」や「生産」について、中国に続き欧米でも経済活動が再開したことで、下げ止まりがみられる②「個人消費」も大幅に落ち込んでいたデパートの売り上げが回復しつつあるほか、家電や自動車の販売にも持ち直しの動きがみられる-など。